甘いものを食べたい欲求を緩和するコツとは

「ダイエットしているのに痩せない～」と嘆きながら、実は甘いお菓子の間食がやめられないという人は意外に多いものです。 私も気持ちが分かりますが、何かを食べていないと、ふとした瞬間に少し口寂しい気にもなりますし、ちょっとお腹が空いたかなぁ？と感じてしまうと、ついついデスクから常備しているお菓子を取り出してコソコソ食べてしまうんですよね。 あなたも同じですか？ お菓子の間食をやめられないのは、一体なぜなのでしょうか？ まず、そもそもなぜ私たちは、痩せたいと思いながら一方でお菓子の間食がやめられないのでしょうか？ 実は、甘い物には当然砂糖が含まれていますよね。で、さらに砂糖の中にはブドウ糖が含まれています。 このブドウ糖が脳の中枢神経を刺激する事によって、神経伝達成分のセロトニンが分泌されるのす。 これは、別名「幸せホルモン」というのですよね。 この幸せホルモンが分泌されたときに私たちは幸せを感じるのです。 だからと言って糖分を含んだ食べ物をたくさん食べると肥満の原因になってしまいます。 でもでも、糖分は人間にとって絶対に必要な栄養素。 摂らないわけにはいきません。ですので、バランス良く糖分と付き合っていく事が必要になってくるのですよね。 大切なのは、糖分を摂りすぎない事。 というわけで、お菓子の間食したいという誘惑に駆られないようにするコツを３つお話しします。

①食事を減らさない

食事の回数を減らしたり、食事の量を減らしたりすると、体内の糖分が欠乏します。 そうすると人間の体は何とかして不足している糖分を体内に取り込もうとする為、結果として糖分が欲しくなってしまうのです。 ですので、きちんと食事を摂って健康な状態でいる必要があるんですよね。

②散歩をする

ハードな運動をする必要はありません。散歩程度の運動でとっても効果があります。 散歩などの軽めの運動をする事で、血中に酸素をさくさん送りこむ事ができます。 甘いお菓子を食べると、セロトニンという幸せホルモンが分泌されるわけですが、運動すると、エンドルフィンというホルモンが脳内に分泌されます。 このホルモンもいわば「幸せホルモン」なんですよね。 ですので、甘いお菓子を食べたい誘惑に対抗できるわけですね。

③リラックスする

ストレスを感じている状態が続くと、甘い物をつい食べてしまう傾向にあります。 嫌な事があった時にストレス解消になるからと、甘い物をドカ食いしてしまうなんて、よく聞くエピソードですよね。 ①で説明した通りに、人間は甘い物を食べると幸せになるという事を自分自身の経験から理解しているので、強いストレスがかかった時にそれから逃げる為に甘い物を求めてしまうわけです。 このように理由から、ストレスのないリラックスした生活を普段から心がけていく必要があるのですよね。 でもこれに関しては、相対的な事情もあると思いますので難しいですよね。 ですので、リラックスティーなどを飲んだり、気分転換を習慣的に行うなどの意識を日常生活に取り込んだ方が良いですね。