美しくなる花園

ダイエットして痩せてキレイになりたい。健康に毎日過ごしたい、お肌をキレイにしたい。女性なら絶対にいつまでもキレイでいたいですよね。このブログでは、ダイエット・健康・美容に焦点をあて、キレイになる秘訣をお話ししています。

なぜ加齢とともに痩せにくくなるのか?

昔は食べても太らなかったのに、30代になってから食べた分だけ太るようになった。 以前は運動すればすぐ痩せたのに、今同じことをしても全然痩せない。 このように、年齢とともに多くの人は痩せにくい体質になっていくのです。 なぜでしょうか?

加齢とともに代謝が大きく低下する

私たちは運動することによって脂肪を燃焼させることができますが、実は、寝ている間にも脂肪は消費されのです。 なぜなら、臓器は就寝時にも活発に動いているからです。 これを基礎代謝と呼ぶわけですが、この基礎代謝量の6~7割は筋肉が占めているのです。 私たちは加齢とともに筋肉量が低下してきます。 ですから、芋づる式に基礎代謝も低下してしまうというわけです。 これが加齢とともに痩せにくくなる理由なのです。 70代になると、筋肉量は20代の3分の2まで落ち込むとされています。 このため、例えば20代の人と40代の人が同じ有酸素運動をしても、40代の人は20代の人に比べ脂肪が消費されていないのです。 このような事実を目の当たりにすると、筋肉量を増やすことは必須。 しかし、運動するだけではダメです。 私たちが何らかの運動をすると、筋肉が破壊されます。そしてその筋肉は修復されなければならず、この繰り返しが筋肉量の増加に必要なのです。 筋肉の修復には、タンパク質が必要となってきます。 ですので、日頃から運動すると同時に、タンパク質を食事の中にたくさん組み込むことをおすすめします。

よい肥満と悪い肥満がある

実は、肥満と一口で言っても良い肥満と悪い肥満があります。 一見すると、太っている人が単純にその見た目から「肥満」と判断されてしまいますが、例えば力士や格闘技の選手は肥満には該当しません。 なぜなら力士や格闘技の選手は脂肪もありますが、筋肉量も相当あるのです。 あなたはBMIというモノを知っているでしょうか? BMIは肥満を判断する基準値を数字で表すものなのですが、体重(kg)÷身長(m)×身長(m)で数値を出すことができます。 これが25以上になると肥満というわけですが、実際は、脂質の量や血圧などの他の要因も含めなければ、正確な判別はできないのです。 逆にBMIの数値が低くても、体内の脂質の量などを計測したときに量が多ければ肥満症と判断される場合もあります。 このようなことから、見た目だけで「自分は安心」と自己判断しないようにしましょう。 やはり大切なのは、普段からバランスの良い食事を心がけることです。 栄養の偏りが「隠れ肥満症」の原因を引き起こしてしまうのです。